nagios3をubuntuにインストールしてみた(その1)

ここしばらく予期せぬトラブルが続いたことで、ちゃんとしたサーバ監視ツール
をたてることにした。

それまで、一部ではOPManagerを使っていたのだが、フリー版だと10ノードしか監視できない。
いろいろ探した結果、最初はzabbixをインストールして使ってみた。(みようとした)
が、メール設定とURL監視の設定がうまくいかなかったので断念。


そしてnagios3を使うことにした。
URLにパラメータつきでPOSTし、帰ってきた値をみてエラーを返すということをやらせてみる。
(HTTPのポートもCV.netの場合80ではないのでポート番号指定は必須)

【nagios3とは】
サーバ監視ツール。
nagios本体とWeb画面(apacheに組み込んで動くCGI)、監視するためのpluginの3つで成り立つ。
設定ファイルを記述することでPING,SSH,HTTP,FTPなどいろんな監視ができる。

Nagios最新ファイル
http://sourceforge.net/projects/nagios/files/

Nagios-JP 日本語化プロジェクト
http://sourceforge.jp/projects/nagios-jp/


install は簡単。ubuntuならパッケージが用意されているので、
> su apt-get install nagios3 nagios-plugins
でOK。(apacheインストール済みの場合)

ググるといろんな設定のやり方がでてくるが、多分これだけでだいたい大丈夫。

/etc/nagios3/cgi.cfg を一部書き換える
authorized_for_system_information=nagios
authorized_for_configuration_information=nagios
authorized_for_system_commands=nagios
authorized_for_all_services=nagios
authorized_for_all_hosts=nagios
authorized_for_all_service_commands=nagios
authorized_for_all_host_commands=nagios


/etc/nagios3/nagios.cfg を一部書き換える
check_external_commands=1


/etc/nagios3/htpasswd.users を作成する
ユーザ名:暗号化したパスワード
の書式で nagios ユーザを追加する

あとは自分の場合、Webの画面で
Error: Could not stat() command file '/var/lib/nagios3/rw/nagios.cmd'
がでた。

その場合は下のおまじない!

# dpkg-statoverride --update --add nagios www-data 2710 /var/lib/nagios3/rw
# dpkg-statoverride --update --add nagios nagios 751 /var/lib/nagios3

で、サービスをリスタートさせれば大丈夫!

# /etc/init.d/nagios3 restart

Web画面がうまく動くようになればcfgに設定を記述していく。。。
実はここからが大変(^^;)
(次回に続く....)