Oracle Developer Tools for Visual Studio .NET with Oracle 11g Release 1 ODAC 11.1.0.6.21について

http://www.oracle.com/technology/global/jp/software/tech/windows/odt/index.html

Oracle Developer Tools for VSをWindows Vista Ultimate (SP1) へインストールしてみた。
Oracle Developer ToolsもVistaリリースされた直後では、OfficeやUACと相性が悪かったりしてインストールできずにいたのだが、そろそろ大丈夫だろうということでチャレンジしてみた。
(ちなみに11.1.0.6.21の内容は11.1.0.6.20とまったく同じで、インストーラそのものがかなりバグ対応されてるので、米国OTNにいき11.1.0.6.21を落とした方がよい)

最初インストーラ起動時にエラーが表示されてたので文字化けしているメッセージを何とか読み取り、
TEMP(TMP)ディレクトリの割り当てを一時的に変更することで起動させた。
(VS2005とVS2008が同居している環境では、途中で2005か2008を選ぶ選択肢が出る)

<ODT 11.1.0.6.21の内容>
* Oracle Providers for ASP.NET 11.1.0.6.20
* Oracle Developer Tools for Visual Studio 11.1.0.6.20
* Oracle Data Provider for .NET 2.0 11.1.0.6.20
* Oracle Data Provider for .NET 1.x 11.1.0.6.20
* Oracle Database Extensions for .NET 2.0 11.1.0.6.20 -- upgrade用のみ
* Oracle Database Extensions for .NET 1.x 11.1.0.6.20 -- upgrade用のみ
* Oracle Provider for OLE DB 11.1.0.6.20
* Oracle Objects for OLE 11.1.0.6.20
* Oracle ODBC Driver 11.1.0.6.0
* Oracle Services for Microsoft Transaction Server 11.1.0.6.0
* Oracle SQL*Plus 11.1.0.6.0
* Oracle Instant Client 11.1.0.6.0

VS2008データベースプロジェクトに「Oracleプロジェクト」が追加される。

また、ツールメニューからOracleSQL実行やデバッグができるようになる。

あとはOracleDeveloperToolのオプションをいろいろ設定できるようになる。

ドキュメントをさらっと読んでみたが、10.2.xxから見るといろいろ機能追加されてる様子。
ただし、普通にSQLを実行したりするにはまだSQL Developerのほうがいろいろできる。

一通りさわってみた感じでは、VS2008とちゃんと統合されていてGood!でした。
Oracle使いの皆さんにもインストールをオススメします。

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