ニュース:インテルと筑波大学、政府主導の次世代OS環境「セキュアVM」開発で協力(10/11)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061011-00000010-imp-sci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061012-00000018-zdn_ep-sci

次世代OS環境として開発を進めるセキュアVMは、WindowsLinuxなどの既存OSをゲストOSとして稼働させるVM(Virtual Machine)環境。ハードウェアとOSの間で稼働することにより、利用者のOS環境に依存せずにセキュリティ機能を提供する。セキュアVMの主な機能は、ストレージ管理、ネットワーク管理、ID管理の3つだ。
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インテル吉田和正代表取締役共同社長は、「セキュアVMの成果は、政府組織内での利用が前提。さらにオープンソースとして社会全体に公開される。今後も、日本だけでなく世界における情報セキュリティ確保のために、基盤強化に向けた活動に積極的に協力したい」と話した。

 なお、セキュアVMの開発にあたっては、コードベースでゼロから作るという。現在、オープンソースのコミュニティでは、1台のマシンに複数のOSを稼働させるソフトウェア「Xen」が公開されているが、これについて加藤教授は「Xenは、多くのゲストOSを動かすサーバー用途。一方、セキュアVMの出発点はクライアント用途である」と語り、既存のコードを用いず、独自のアーキテクチャを採用する考えを示した。

「セキュア・ジャパン2006」の技術開発だそうです。
インテルの仮想化技術を使ってスクラッチからコードを起こすそうなので、どのようなものができるのか楽しみです。
きちんとした設計ならばかなりよいものができあがりそうですね。