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- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/12/28
- メディア: 単行本
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本編309頁。オススメ。おそらく、桜庭一樹という作家の代表作になるであろう一冊。赤朽葉家三代の女性を通して、バブル期から現代まで続く「時代」そのものを描こうとする作品。この人は昔からよく資料を調べて書く人だったが、この作品は半端じゃなく調査している。1978年頃、ルーツというアメリカ黒人が自分の祖先を辿っていく本、映画があったが、(どちらもむちゃくちゃ長い...両方読んだし見たが)それを彷彿とさせる。(ちなみに、"なんとかのルーツを訪ねる"とかがはやりだしたのはこの本がヒットしたから...)
以下は巻末の参考資料一覧。
書かれている内容と資料を比べるとよくわかるが、かなり幅広く調べている。
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 単行本
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一、王子様、卒業
前回、王子様=堂上という事実を知らされた郁。堂上に卒業宣言を言う。また、図書館での盗撮事件の解決。
二、昇任試験、来たる
郁、柴崎、手塚の三人が昇任試験を受けることに。実技が「子供への絵本の読み聞かせ」。合格を確実視されていた手塚がピンチに立つ。
三、ねじれたコトバ
人気俳優のインタビュー記事から、「床屋」という造反語をめぐって大変な事態になる。双方泥沼になりかけたところで、打開策として訴訟にするという離れ業。
四、里帰り、勃発-茨城県展警備-
美術展の最優秀作品をめぐって特殊部隊が警備を担当することに。そこで茨城の図書隊員は骨抜きにされているという現状を知る。郁の家庭問題も勃発。ついに母親の知るところとなる。
五、図書館は誰がために-稲嶺、勇退-
茨城県展警備の激しい攻防戦で、散弾銃を浴び玄田は病院送りになる。
またそのときの問題をめぐり、稲嶺司令が勇退することに。原則派から行政派の彦江に司令が交代する。
- 作者: 藤原祐,椋本夏夜
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/09
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9月半ば。双子の転校生がやってきて、無限回廊(エターナル・アイドル)が復活する。晶の両親だったものたち。全一(オールインワン)の完全解放。
“骨牌使い(フォーチュン・テラー)”の鏡〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 五代ゆう,宮城
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/06
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<十三>としてハイランド王国に招かれるアトリ。ユーヴァイルの反逆。
- 作者: 五代ゆう,宮城
- 出版社/メーカー: 富士見書房
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<詞>と<異言>の戦い。ジェルシダの公女と堕ちたる骨牌使いの物語の真実。アトリとロナーの結末。
MEMO(44932)