@ITの「Windows VistaはニンテンドーDSに学べ」記事

IDC JapanのPC グループマネージャー 片山雅弘さんは、
“1人1台”化で成長は可能、ヒントは“学習”といっている。
http://www.atmarkit.co.jp/news/200701/19/idc.html
片山さんの発言は、「じゃDSで"大人の常識シリーズ"でいいじゃん?」って思ってしまったが、まぁ言っていることはあながち間違いではない。
実は、98-XP-Vistaという流れは、PS-PS2-PS3という流れと同じ。
VistaっていうOSはエンドユーザから見た場合、単に画面が綺麗になりましたよ的なOSに見える。これはPSが2D、3Dのグラフィックパワーを強化していった流れと似ている。
これは量的な強化であり、本質的にはあまり変わっていってない。この点を踏まえて任天堂DSはあえて斬新なインターフェースにし、質的転換を果たして成功したわけである。
PS3Vistaの類似点は他にもある。価格だ。PS2に対しPS3はハードが高価になった分、価格も高くなった。XPに対しVistaの価格も以前よりも1万ほど高くなった。
このようなことから、おそらく、Vistaが発売になってもほとんどがXPを使い続けるだろう。せめてバージョンアップが1万ぐらいで済めば移行しやすいんだが...

VistaのAeroだが、いまいち3Dを生かしきれていない。「窓立て2」というソフトのように奥に立てかけたり、ProjectLookingGlassみたいに複数デスクトップを回転させて切り替えさせたりすればもっといいのではないか。
スタートメニューの開き方も、サブメニューはアイコン付きで透明に奥に広がらせるとかする。「デスクトップの表示」を選んだら表にいろいろウィンドウが開いていても、「デスクトップ」が半透明で浮き上がってくるようにする。などなどが思いついたアイディア。
そんな感じで、3次元的な使い方ができれば、本当はもっとVistaと.NET3.0の真価が生かせるのではないかと思う。


現在CV.net3.0を作っているが、ProjectLookingGlass、Aero、MacOS-Xなどいろんなインターフェースを見て本当にユーザが使いやすいもの、求めているインターフェースについて考察を加えている。
その上で、いままでとは違うインターフェースをCV.net3.0で提供するつもりでいる。


MEMO(36152)