ぼくと魔女式アポカリプス (電撃文庫)

ぼくと魔女式アポカリプス (電撃文庫)

普通を嫌っていた宵本澪と目立たない砧川冥子の話。滅びた魔法種族がそれぞれの種の復活をかけ、互いの根源闇滓(ルートアンシィ)を奪い合う。それぞれの種は導き手(ナビゲータ)となり、代替魔術師(ポステリオルマギス)たちが闘う。今回は、代償魔術のアベイラーズ、エルフのレンテンシア、祝福魔術のエベネゼルが協力し、ドルイドを倒そうとする。が、ドルイドの正体は幼馴染の天堂巳沙希であった...セドリックらは暁帝国をめざし灰海へと進む。そこで出会った「吟遊詩人」のミト、流星軍の英雄チャンドラース。「鉄姫」であるエルウィングは見せ掛けの姿が保てなくなりつつあったが、それでもセドリックのそばにいようとする。アンブローシアはセドリックと一旦別れ、難民たちの護衛をしながら暁帝国を目指す...スラファトの竜王アスコリド=ミトと六竜将、暁帝国のバロット皇子と髑髏王の六つの目、話は佳境に入る。